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Try My Best 東へ西へ南へ北へ

 投稿者:ロヒキア  投稿日:2018年 8月15日(水)23時32分10秒
  どうも先日のコミケではお世話になりました。

アメコマー菅野さんの同人誌では最新作となる『アメコミ情報誌SleepWalker#26
ジャック・カービーのチャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウン』を読みました!
前回の『ジャック・カービーのファンタスティック・フォー-接触編-』の後に
ある種の原型であるDC COMICSの『CHALLENGERS OF THE UNKNOWN』を扱うとは面白い采配。
ジャック・カービーが担当した『SHOWCASE』#6-12(1957-1958年)、
『CHALLENGERS OF THE UNKNOWN VOL.1』#1-8(1958-1959年)、
かなり時代が下って『DC COMICS PRESENTS』#84(1985年)を紹介しているので、
題名どおり“カービーのチャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウン”は
完璧といえるでしょう。

一方で文章の段組に関して気を使っているとは思ったのですが
アクションを文章で説明する野暮さを感じるし、
メンバー紹介は図も載せてほしかったし、
他にも怪物やガジェット類にも図は欲しかったかなーと。
お話としては、メンバーがアイテムを悪人と奪い合って揃えるような
パターンが多かった気が。

『SHOWCASE』#6のインカーはジャック・カービーの嫁さん
ロズ・カービーになっている指摘は面白く、
自分もCHARLTON COMICSの同人誌でジョー・サイモンと
ジャック・カービーがスタジオ運営していた時代を
軽く調べたりした事もあったので興味深く感じました。

『CHALLENGERS OF THE UNKNOWN VOL.1』#3の宇宙開発ネタが
人類の宇宙初飛行より前なのに念の入った描写になっているとか、
流石アメコマー菅野さんだなと思う注釈も。『
CHALLENGERS OF THE UNKNOWN VOL.1』#4が
『FANTASTIC FOUR VOL.1』#19(1963年)の原型という指摘も良かったですねえ。
『CHALLENGERS OF THE UNKNOWN VOL.1』#8の解説で
“深刻そうな話だが、結構簡単に逆転できるお手軽さが逆に楽しさになっている”
なんて言い回しは自分には思いつきませんよ(汗)。

あとがきではジャック・カービーの『CHALLENGERS OF THE UNKNOWN』を
読む方法について書かれてるのも流石。
自分はモノクロTPB『SHOWCASE:CHALLENGERS OF THE UNKNOWN』で読んだのでした。
『SHOWCASE』#7のロボット「アルティバック」との戦う話がお気に入りでしたね。

訂正ペーパーは『ジャック・カービーのファンタスティック・フォー-接触編-』では
ディック・エアーズがアート担当だったので扱わなかった
『STRANGE TALES VOL.1』#106(1963年)の紹介なのは良かったですねえ。
#107の紹介も機会があれば是非!


> マーマレードボーイプライムさん
>脚本の人そこまで考えてないと思うよ(真顔)


『月刊少女野崎くん』の引用ですか。
つまりライターはそこまで考えているのだろうとお考えなのですね!
この言い回しは便利なので飲み会でよく使ってますよ。勿論、冗談ですが。
 
 

復活の日

 投稿者:アメコマー菅野  投稿日:2018年 4月 9日(月)06時21分3秒
編集済
  ずいぶんと久しぶりに書き込みます。今まで何してたかというと、仕事仕事、
仕事三昧デスよ(泣)。職場で色んな事情があって深夜、泊まり、土日出勤あたり前
という無茶な状況で、「吐きそう」「助けて」が口癖になるほどに結構ズタボロに
なっておりました。
ヴァースコミックスさんの動画出演は昨年打診されていたので、爪の先ほどの空き時間を
使って資料作ってプレゼンしたり準備したりしてましたが、当日仕事で大トラブルが発生して
ドタキャン寸前からギリギリ回避、という有様で。好き放題喋ってるように見えますが
裏ではそんな事態があったのデス。
そんなドタバタな3月末、突然「Fantastic Fourがタイトル復活!」との報が入り、瞬時に
目に光が戻りましたよ。ああ長かった、本当に長かったですが、ようやく俺にとっての
マーヴルユニバースが帰ってきます(泣)。おかえりファンタスティック・フォー!!!!
4月に入ってからようやく仕事状況も少しだけ落ち着いた感じがして、私も復活せねば!
と思う今日この頃で御座います!

>ロヒキアさん
感想ありがとう御座います。とても励みになります! レスが大変遅れ申し訳ありません!
>アメコマー菅野さんは新刊を落とされていましたが、
いやもう、原稿がギリギリの時に休日が連続で仕事になった時の絶望感たるや。ああこれは
間に合わないとなった時、ただ前のめりに倒れるのでなく、残り一日で何が出せるか
という方にシフトできたので何とかあれを出すことができました。
>何故かこの頃の『CAPTAIN AMERICA』関連では~
おお、これはスティーブ以外のキャップたちが登場するCAPTAIN AMERICA ANNUAL #6
のことですかね。さすが!
>FF本の続きを
ありがとう御座います。頑張ります!

>ママレードボーイ・プライムさん
はじめまして。まずは書き込みありがとう御座います。
言葉の端々から、こちらの同人誌をちゃんと読んでくださっていること、期待して
くださっていることは伝わってきて嬉しく思います。
>目が滑って読み辛いっス
私の同人誌を読み辛いと思ってる方がいるらしいことは何となく知ってはいましたが直接
書き込みありがとう御座います。できるだけ精進していこうと思います。
どうやらママレードボーイ・プライムさんには私には見えていない「こうすればアメコミ
解説同人誌は理想的になる」というのが見えている御様子。私にはこれはとてもうらやましい
のです。ですので、是非あなたもアメコミ解説同人誌を作って、私がうらやむようなつくり
の本を見せてくれたら、大いに刺激になりますので嬉しいです。
>ファンタスティックフォー第一話が現行紛失で書き直されて
これは今は亡きトライソフト新宿店の店長さんから聞いた話なのですが、言われてみれば
私が現物を入手して確認した訳ではないですので、在庫の訂正と、訂正ペーパーの発行を
行います。大変失礼しました。御指摘ありがとう御座います。
>脚本の人そこまで考えてないと思うよ(真顔)
ここなんですが、「このコミックの作者は前のあのコミックから影響を受けているんじゃ
ないか」という想像は、そこから調べものをする強力な原動力になりますので、簡単に否定
しない方が良いのではないかと思います。

さてファンタスティック・フォーも帰ってきますので、マーヴルの現行コミックの話を!
BLACK PANTHER #166
子供の頃、父親の暴力で精神を病んだ姉が、自身のトラウマになっている音波怪人クロウ。
アラスカの山奥にあったA.I.M.の秘密基地を壊滅させ、ワカンダの敵国アザニアに転送。
ワカンダが援助している部隊を壊滅させるが、トラウマから女性隊員を見逃す。研究施設にて、
クロウは姉の精神の復活を目論む。その助力を得て、仮面の人物ラス・ザ・エクスホーターと
異形の大部隊が国境からワカンダへ侵攻。ブラックパンサーたちは防衛戦で苦境に立つ。

BLACK PANTHER #167
苦境の中、シュリは犯罪者として捕縛していたサンダーボールことエリオット・
フランクリン博士を解放。彼の協力を得て、ブラックパンサーはクロウ侵入の状況を把握、
さらに電脳世界でワカンダの過去の歴史を見て敵部隊が先史種族であると情報を得る。

BLACK PANTHER #168
ワカンダの戦闘機隊にて鎮圧へ向かうブラックパンサーだが、ラスが起こした竜巻で撃墜
されてしまう。なんとか生存したブラックパンサーたちだが、昆虫人、双頭人、白猿人、
六腕人などの異様な先史種族に囲まれてしまう。そこへ、サンダーボールが駆けつけ鉄球が
炸裂! また、老女王により、護衛部隊ミッドナイト・エンジェルたちが戦地へ向かっていく!

BLACK PANTHER #169
アザニアの研究施設では、クロウやドクター・ファウスタスが野望を実現しつつあった。だが、
鉄仮面をつけられ捕獲されていたワカンダのアネカが反抗し格闘戦のうえ脱出。鎖がついた
鉄仮面を巧みに武器としてドクター・ファウスタスを倒し同胞アヨを救出。機器が破壊
されたことでクロウの野望も潰える。そしてそこへミッドナイト・エンジェルが飛来し、
事態は大逆転していく。

BLACK PANTHER #170
先史種族と大格闘戦を繰り広げるブラックパンサー。ラスが砂で戦闘部隊を作り出して
差し向けたため、次第に劣勢になっていく。だがそこへ、ストームことオロロ・マンローを
先頭に増援が駆けつけ、大逆転! パンサーの投げ槍がラス・ザ・エクスホーターに
撃ち込まれ、捕らえられたラスの仮面が割られるが、その素顔は、ワカンダの王族アシラ!!

敵味方合わせて沢山のキャラクターが登場、しかし台詞少なめでアクションは多めという
大活劇が楽しめます!
 

そうは言うっスけど

 投稿者:ママレードボーイ・プライム  投稿日:2018年 3月 8日(木)21時53分50秒
編集済
  せっかく9000円も払って場所貰って参加してるのに新刊落としたとかそもそも未完成商法だったり色々心配っスね。生誕100周年とかいってこのこんな体たらくじゃ完走に110周年経過してしまうんだ、悔しいだろうが仕方がないんだ。
その中身だって毎度の事とはいえ段組みも行間も空けずに横一列で文字を羅列するから目が滑って読み辛いっス。やりたい事するのが同人誌だからって、読み手の事を一度でも考えた事あるんスかね?
表紙だってせっかく金を積んで手間を省く為のオフセット本なのに上から貼り付けるのは無駄な行為っスよね?しかもどう見たって手の込んだイラストが間に合わないとかじゃない簡単に取れそうなただの写真。なんで入稿日に間に合わせようとしなかったんスかね?
あとファンタスティックフォー第一話が現行紛失で書き直されてインカーが特定されてないってそれどこ情報なんスかね?一次資料も提示せずに「~だという」って言い方はルールで禁止っスよね?
これもかんのさんを思っての忌憚のない意見って奴っス。貴重な情報を読みやすく出してくれればええんやっ!
>案外と『BATMAN:THE RETURN OF BRUCE WAYNE』とか『CAPTAIN AMERICA:REBORN』に影響を
与えてんじゃないかと思うんですけど。
脚本の人そこまで考えてないと思うよ(真顔)
 

過去と未来と昨日と今日を行ったり来たり

 投稿者:ロヒキア  投稿日:2018年 1月 6日(土)23時54分27秒
  冬コミは委託を受けて頂き、ありがとうございました。
また吹きっさらしの中での奮闘、ご苦労さまでした。
冬はアメコミ島は二次創作、本場アメコミアーティストの画集と
バラエティに富んで面白かったですね。
アメコミ資料系の本もいつになく充実していましたし。

アメコマー菅野さんは新刊を落とされていましたが、
それでも僅かな時間で6頁の無料配布ペーパーを作ってしまう地力が凄い。
なんか自分も作ればよかったと思いましたよ。

「キャプテンアメリカ’ズ・バイセンテニアル・バトルズ レビュー」は
全6頁に文字がぎっしり。カービーの渾身のアートも載っているので読み応えがありました。
中身はアメリカ合衆国建国200周年に合わせて発刊された内容でしたが、
キャプテン・アメリカがミスター・ブダという謎の人物に導かれ、
アメリカ200年の歴史を辿るという内容は
案外と『BATMAN:THE RETURN OF BRUCE WAYNE』とか『CAPTAIN AMERICA:REBORN』に影響を
与えてんじゃないかと思うんですけど。

またミスターブダは、何故かこの頃の『CAPTAIN AMERICA』関連では
時空も超えられる存在として忘れた頃に登場していた印象。
干渉しまくるウォッチャーという感じなのかな?
どの時代においても、キャプテン・アメリであるスティーブ・ロジャースの
人間性だけは不動であるというのが良かったです。

来年はジャック・カービー生誕101周年なので、それに合わせた
FF本の続きを期待していますよ!
 

いつかは花も咲くだろう

 投稿者:アメコマー菅野  投稿日:2017年 9月30日(土)08時52分2秒
  夏コミからしばらく経ってしまいました。SF大会に行ったり、ジャック・カービー生誕100年
を祝ったり、映画『ワンダーウーマン』観たり、ベスト判のフイルムを探したり、
友人たちと大洗に泊まったり、母と2日間海岸を歩くだけの旅行にいったりしてます。

>ロヒキアさん
またもレス遅くて申し訳ありません。感想書き込みありがとうございます。
当日は売り子ありがとう御座いました!
>シルバーエイジの【マーベルユニバース】を追体験
これがまさに今回の本でやりたかった事で、「もしも1961年に居てFantastic Fourを#1から
順に読んだら」というのがコンセプトでした。そのため、作者やキャラのその後については
書かないようにしてます。伝わったようで嬉しいです。
>ゴールデンエイジのコミックスとも地続きの不思議な感覚
これ、ユニバースを再構築しようと意図的にやってると思うんですが、実に巧いですよね。
>DARKSTARS
おまけペーパーでのダークスターズ紹介は、やりたい事がやれて満足でした。
どマイナーなコミックになってしまいましたが、あの面白さが再評価されてほしいのです。
>野辺山天文台のミリ波干渉計の写真が、東宝のパラボラメカみたいで
楽しいのでロヒキアさんも是非行ってみてください!

残りのカービーFantastic Four紹介も頑張ります!

アメコミ新刊紹介↓
SUPERMAN #28
この号だけじゃないですが、スーパーマンがちゃんと父親やってるのが実に良いんですよ。
この号はアメリカ合衆国の戦争史を息子に伝えるため旅行へ。第二次大戦、朝鮮戦争、
ベトナム戦争について息子に語るクラークとロイス。そして南北戦争の戦地を巡る
ピクニックへ。そこで出会った家族の先祖が南北戦争で負傷したあと濁流にのまれて遺体が
見つかっていないという話を聞く。今回スーパーマンがやるのは、川底で人知れず眠る遺体
を家族のもとに届けるだけなんですが、それがとても彼らしくて。
 

怪獣退治の専門家、自慢のジェットで敵を討つ

 投稿者:ロヒキア  投稿日:2017年 8月20日(日)19時00分2秒
  夏コミは委託を受けて頂き、ありがとうございました。
また実際の即売でも隣が本場アーティストの長蛇の列に飲まれそうになりながらも、
頑張って表紙画像が印刷で潰れた事を補足しての対応には頭が下がります。

そんなワケで早速、新刊の『アメコミ情報誌SleepWalker#25
ジャック・カービーのファンタスティック・フォー-接触編-』を
読ませて頂きました。全て既読済みのエピソードばかりだったんで
一日で読み終えたのですが、自分とこの新刊よりも頁数が多かったのか?

この同人誌は「ジャック・カービー生誕100年記念同人誌」の副題が付いており、
「ファンタスティック・フォー」が登場して、尚且つジャック・カービーが
アートを担当しているものは全て網羅していましたが、
『FANTASTIC FOUR』初期20話の他に『STRANGETALES』でヒューマントーチが
スピンオフして主役になったシリーズ(#106-107は除く)の他にも、
『THE AMAZING SPIDER-MAN』#1や『THE AVENGERS』#1も掲載している徹底ぶり。

『FANTASTIC FOUR』発刊までの経緯説明やジャック・カービー+スタン・リーの
黄金コンビの解説、FFメンバーをはじめゲストのヒーローやヴィランのキャラ紹介も充実。
各エピソード毎に同時期の他のMARVEL COMICSの動きも細かく記載しシルバーエイジの
【マーベルユニバース】を追体験できるし、当時の宇宙開発事情の影響にも言及。

初期のFFの怪獣モノの変型からDR.ドゥームやサブ・マリナーといった大物ヴィランの出現、
マッドシンカー、レッドゴースト、モルキュールマン等の悪役から
ウォッチャー、ニック・フューリーら後の【マーベルユニバース】の重鎮の登場、
ミラクルマンやオボイド人などのマイナーキャラまで、キャラの宝庫であるFFらしい
賑やかさで飽きさせない。他にも「マイクロバース」や「アトランティス王国」など
【マーベルユニバース】の重要なフィールドが出てくるのも特筆。

『STRANGE TALES』の方も後のウィザードやトラップスターが出てくるので侮り難し。
モルキュールマンも本人自体は『STRANGE TALES』に出てきそうなヴィランなんだけど、
その能力がコズミック級の為にFF系ヴィランの“格”があるという感じかな。

画像も「ESSENTIAL」シリーズから抜粋したと思しきB&Wの画像で見易く、
大きく貼っているのでカービーの迫力を損なってない。
先に既読済みのエピソードばかりと書いたけど、
登場人物がMARVEL COMICSを読んでいるメタさと共に、サブ・マリナーが発見されたり、
『THE AVENGERS』でキャプテン・アメリカが復活するより前にキャップの偽者が現れる
エピソードもあって、ゴールデンエイジのコミックスとも地続きの不思議な感覚が面白いなと。
デイリービューグルもFF#2が初出なのねん。

カービーが担当していたFFは全部出すようですが、FFは全てのMARVEL COMICSの基本であり、
シルバーエイジのガイド的な側面もある同人誌なので続きも楽しみです!


オマケペーパーはDC COMICSの『DARKSTRAS』の特集。あえて宇宙警察被りで
クロスオーバーさせた「TRINITY」とか、テコ入れ策だけど既存のDC COMICSの
キャラクターを「ダークスターズ」のメンバーに加える展開とか好きだったな。
裏面は「フジカGL60」というカメラの紹介でしたが、野辺山天文台のミリ波干渉計の写真が、
東宝のパラボラメカみたいで格好良かったです。
 

真赤に燃えろ!!新サイボーグ

 投稿者:アメコマー菅野  投稿日:2017年 6月 4日(日)09時15分34秒
  仕事でバタバタしている中、ライブドローイングイベントの列整理を手伝ったり、
映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』観てこれはマーヴルっぽいと嬉しがったり、
マーベル展に行って原稿見て色々判って嬉しかったりしております。

>ロヒキアさん
1ヶ月以上もレスせずすみません。感想ありがとうございます、励みになります。
>自分にはあーいう真似は出来ませんよ。
いやいや、ロヒキアさんにはネットで出会った頃やオフ会で会った頃からずっと、
原書話がとにかく面白くて、こちらの指針や原動力の一つになっておりますよ。
>キャラクターファイルがあった事で
これはロヒキアさんに何度か指摘されたのを、今回の本には必要だなと思って入れました。

ラーフリーズはグリーンランタンのちょい役の敵からスタートして、今また
そんな感じですが、それを主人公にしてちゃんと立ち位置を与えるとこんだけ面白いんだ!
というのを伝えたかったのでこの本は凄く気合い入りましたね。
本の最後に「豪傑」と書きましたが、もっと突っ込んで言うと個人誌でのラーフリーズは
『西遊記』の最初の孫悟空が暴れ猿で天界と戦ってたあたり、どう見ても善人ではない
んだけど戦う相手が神様という別格のもので人民を直接虐めるわけではないし、はた迷惑
だけど暴れっぷりに観客として喝采を送るキャラクターになった傑作と思います。

新刊感想を↓
もうねえ、BUG! THE ADVENTURES OF FORAGER #1が本当に素晴らしくて、皆様是非
読んでください。このキャラクター知らない方は是非『コズミック・オデッセイ』日本語版を!
バグが目覚めると自分は繭に入っていて、そこから出てみるとなぜか奇妙な倉庫のような
部屋にいて、謎のぬいぐるみの熊とそれを持つ少女を追う。少女は部屋いっぱいにドミノを
立てていて、その一つ一つがカービーキャラ(!)という作品構造!
バグがドミノに触れるとそれが倒れだして沢山の物語が動き出す!
バグの前にカービーサンドマン(!)が現れ、ここがバグの夢の中だと判り、敵として
ジェネラル・エレクトリック(こいつが出るのか!)が登場し夢のホイッスルの争奪!
虚構の中に虚構が多重に織り込まれた、わくわくする作品です!
 

欲望の翼

 投稿者:ロヒキア  投稿日:2017年 5月 1日(月)11時30分58秒
  先日は「TEAM-UP9」では色々とお世話になりました。
新世代アメコミファンの方々と話す機会もあり、
色々と様変わりしているけども、実は00年代頃よりも
少なくともファンダムは過去作リスペクトしてる時代に
なってるのかな~等とも思ったり。

あとアメコマー菅野さんが親切丁寧にアメコミ語りをして、
ちゃんと聞かせる話芸になっているのは色々と凄いなァと。
自分にはあーいう真似は出来ませんよ。

そんなワケで遅くなりましたが新刊の
『アメコミ情報誌SleepWalker#24 オレンジ野郎にゃ気をつけろ』を読みました。
やたらとアメコマー菅野さんが新参キャラをお勧めしてるので何だろうと思ったら、
この同人誌を読んで分かりましたよ!
貪欲を表すオレンジ・ランタンの唯一の生き残りであるラーフリーズは、
他のオレンジ・ランタンを吸収し自らもパワーバッテリーになっているとは(ネタバレ)、
ある意味でパララックスでもあるのだなあ。

話だけ聞くと全く愛せないのに、このキャラクターから溢れる圧倒的なパワーは何だろうか?
と思ってたら、往年のギッフェン&ディマティスのコンビが復活して描いていたとは。

今回は劇中にこのタイトルが初出となるキャラクターが多かった事もあり、
キャラクターファイルがあった事で画として想像し易かったです。
どのキャラクターも“宇宙一迷惑な~”か“宇宙一不幸な~”という説明が
繰り返されて面白い。どんだけ宇宙一がいるんだ。

前半の『THRESHOLD』誌のバックアップに載っていたエピソードは「スターローバース」という
古典スペースオペラ・コミックスのキャラクターと絡める事で一応は宇宙冒険物の体裁を採り、
独自タイトルを会得すると今度は初出となる宇宙神族と対決していくというコズミック神話な内容にシフト。
その最後にGLを登場させて、この迷惑なキャラクターが一応は『GREEN LANTERN』誌の
系譜である事を思い出させますが、そのGLがよりによってグノートとは!
ラーフリーズとグノートが絡むなんて、想像しただけで楽しいけど、登場人物にとっては
悪夢だろうな~。

出オチな感じもありますが、バカ犬にしては珍しくGLらしい振る舞いをするし、
かと思えばいつものギッフェン&ディマティスの芸風に回帰していて流石。
ラーフリーズは天性の嘘吐きで、語られる過去が片っ端から真実とは限らないとは、
ある意味でジョーカーに匹敵するなァ。

同人誌自体も読み易く、ノリにのって書いているんだろうな~とは思いますが、
ギッフェン&ディマティスのペーソスを解説されても野暮であるというジレンマも。
やっぱ原書買って読むしかないな。
 

戦いすんで 見上げる空に ひとつ輝く 僕の星

 投稿者:アメコマー菅野  投稿日:2017年 2月11日(土)17時14分9秒
  マッキーさんとHumanflyさんの家に旅行にいったり雪の白川郷を見たり、土日とも仕事
(代休・平日休なし)したり、お台場にガンダム見にいったり、レンズ買ったり、
また土日とも仕事だったりして生きてます。菅野です。
>ロヒキアさん
そんな訳でなかなかレスできずすみませんでした。いつも感想ありがとう御座います!
新OMEGA MEN誌は、最初オメガメン=宇宙人チームだからということで予約入れ、
#1を読んで構成の素晴らしさに惚れたんですが、これまでのDCのコミックの内容を
ストーリーに盛り込んだ展開に驚愕し(ライターのトム・キングは元CIAだそうですが、
CIAってそんなにDCのコミック読んでるのか??と思っちゃったりも)、カイルの扱いに
涙して完全に虜になりましたね。
「キャラクター紹介があれば」というご指摘は、前回もいただきましたね。次の本では
入れることにします。
>そして過酷な状況にあろうとも己を失わないカイルの姿
そう、これがいいんです。カイルに思い入れがあるとこのタイトル感動が倍増しますね!
訂正ペーパーに別のコミック紹介をぶっ込むのが芸風になりつつある気がします。
書いてて自分が楽しいですしね!
次のイベントは4/9のアメコミオンリーです、頑張ります!

新刊感想↓
BLUE BEETLE #4
およそ2年前。雨のなか車に乗った男が何かを恐れながらテッド・コードと通話していた。
車には謎の箱が積まれている。と、突如前方にドクター・フェイト(中の人なし)が出現し、
驚いた男は運転を誤り橋から落ち川へ沈んでしまう。ドクター・フェイトは箱の中身が
流出して失われているのを見ると、男を救わず飛び去った。
現代。ハイメは友人たちと別れたあと、技術者のテリのところへ行き、自分の背骨に
固着しているスカラベを調べてもらう。そして、このスカラベに出会った時の話を始める。
ハイメは友人のパコ、ブレンダと川辺に来ていたが、パコは川に青くて小さい何かを
見つけて川に入り拾う。パコが何か痛みを感じて悲鳴を上げるのを見てブレンダも川に入るが、
その青い物体=スカラベはエネルギーを発して二人を吹き飛ばし、巨大な甲虫の像を
浮かび上がらせ、ブレンダは何かに憑依されたように謎の言語を発し始める。
ハイメが甲虫の像に手を近づけると、彼の体にアーマーが装着されはじめ、
ブルービートルに変身した!!
テリからハイメの検査データを送信されたテッド・コード。彼の回想にて、マンションの
隣人であったギャレット氏から、箱に入った青いスカラベを見せられたことを
テッドは思い出すのだった。
ついに出たブルービートル新オリジン。今度は宇宙人アーマー兵器ではないという設定が
少しずつ積み上げられているが、初代から3代目のブルービートルの繋がりが明らかに
なりつつあって、燃えます! このタイトル目が離せん!
 

さらばやさしき日々よ、もう戻れない…

 投稿者:ロヒキア  投稿日:2017年 1月18日(水)00時00分54秒
編集済
  どうも、あけましておめでとうございます。


さて、年末コミケでは買い損ねたアメコミ向上委員会の同人誌
『アメコミ情報誌SleepWalker#23 変身!オメガメンの巻』が郵便で届いたので、
早速読みましたよ。

『OMEGAMEN VOL.3』全12号の全エピソード紹介ですが、いわゆるNew52展開の新設定のタイトルだけど、
この同人誌では『OMEGAMEN VOL.3』の素材となった旧シリーズからの要素
『SUPERMAN』#257(1972年)のステラリウム、『GREEN LANTERN』#141-143で初登場した「オメガメン」、
『OMEGAMEN VOL.1』(1981-1986年)や『OMEGAMEN VOL.2』(2006年)の大まかな流れ。
そして「グリーンランタン」であり「ホワイトランタン」であったカイル・レイナーを紹介した上で、
本作の解説に勤しんでいる親切設計。つーか、コミケ後の忘年会で菅野さんが熱く語った内容そのまんまでしたよ!

元のコミックがかなりコマ割や画に比重を置いてる凝った構成である為か、
「アメコミ向上委員会」にしては簡潔かつ換骨奪胎した文章になって読み易い(失礼)。
内容自体はスペオペの皮を被っているが露骨にテロや戦争を反映した内容で正直しんどかった。
去年読んだIMAGE COMICSの『MONSTRESS』もそんな感じでよく出来ているけどキツいな~。

『OMEGAMEN VOL.1』は数冊ほど持ってますが、「プレ・クライシス」では
結構【DCユニバース】の根元に関わる内容が多かったタイトルではあるものの、
レギュラー・キャラクターにあまり愛着が沸かず、その為に敬遠していたタイトルでありました。

この同人誌を読むと執筆者の菅野さんが相当に惚れ込んでいる上で紹介しているのが分かり、
周囲のアメコミ・ファンでも評判は高いですが、それでも打ち切りの危機にあったタイトルだったというのだから驚き!
この同人誌で惜しいのは、チーム・メンバーの紹介が無かったところ。
メンバーが少しづつ減っていくところが重要なポイントだと思うので、そこは短くも画を入れてほしかったな。
そして過酷な状況にあろうとも己を失わないカイルの姿に、ゼロ・アワー世代の自分は涙してしまう……。

あとがきでは、『OMEGAMEN VOL.3』のメイン・アーティストであるバーナビー・バゲンダさんが
来日された際のアメコマー菅野さんとの交流について記されており、現行のアメコミの
アーティストに直に感想を言ったり出来る素晴らしさを感じました。今回の同人誌を発刊した原動力の一つなのでしょう。
自分もその場にはいたワケですが、良い時代になったよね。


あと、『超力』の訂正ペーパーも去年のうちに届きましたが、訂正ペーパーは最初の8行までで、
その後はジャック・カービーの「フォース・ワールド」の最終章として描かれた
グラフィック・ノヴェル『THE HUNGER GODS』(1983年)の解説だったのには驚くやら呆れるやら。

カービーの描くコミックスの勢いをそのまま活字にしたような、パワフルな文章でした!
最後は敵も味方もボロボロになるが、宇宙の神話が終わることなく、
次のダークサイドの戦場(それはカービーの新しい仕事)になる『SUPER POWERS』に繋げているのが分かります。

“キング”という称号を考えると、カービーが誰に一番感情移入して描いているか?と考察するのも一興でしょう。


今年もよろしくお願いします。
 

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