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王宮騎士団1

 投稿者:マメ  投稿日:2012年12月 7日(金)21時12分48秒 i114-184-197-198.s41.a014.ap.plala.or.jp
返信・引用 編集済
  > 本文
>
>   まことしやかに流れる噂
>  体の一部に逆十字のあざを持つもの
>  その者、その存在を神にも見放され、故に、黄泉の国の旅立ちも許されず、
>  現世をさまようこととなる
>
>  『王宮騎士団』
>  その名の通り、王直属の軍隊である。
>  仕事は多岐に渡り、王の身辺警護はもちろんのこと、遠征にも行ったり、使者として、他国を巡ったり、その国の情勢を知るべく、時には隠密活動に勤しんだりと、つまりは雑用係だと、ヒジリは思っている。だって、華々しいのは名ばかり、その活動は名とはうって変わって、地味である。ものすごく地味だ。
>  でも、国の中枢に関わる大事な仕事、故に彼らに求められる基準は、果てしなく高かった。年齢や性別、人種といったそういうものは求められない。その代わり求められるのは、実力、知力、礼儀、素性、愛国心と忠誠心に口の硬さである。
>  特に口の硬さは一番試験でもためされる、3日3晩拷問が続きそれでも吐かないか試される。
>  そのぐらい重要事項に携わっているということだ。同じ騎士団同士でも情報のやり取りは、堅く禁じられている。どんな状況に陥っても、情報は吐露してはならない。
>  それらを審査するため、試験は2ヶ月もの長きにも及ぶ。
>  試験はとにかく、長い月日が必要な為、毎年は開かれない。
>  だから、試験が行われるとなったときには、受験者数が1万人を越えるのに対し、合格数が10人にも満たないことを思えば、いかに狭き門かわかると言うもの。エリート中のエリートだ。名に騙されては、行けない。騙されたとヒジリは心底思うのだった。彼と関わったことにより、彼に推薦してもらい騎士団に入ったが、初めのうちは新鮮で楽しかったが、1年もすれば飽きるというもの。つまりは飽きていた。
>  でも、地味だがどれも、国の中枢に関わる、重要なもの。しかし、ヒジリにはそんなの、関係ない。あるのは自分にとって面白いか、そうでないかである。騎士団としてはあるまじきことだ。
>  そんなヒジリがなぜ、騎士団にいるかと言えば、それは、単に巡り合わせが良かったと言えた。
>  第3王子がヒジリの元を、第3王子が訪ねて来たのは、王が亡くなり国は王位争いが激化する中での出来事だった。
>  彼を中に入れると、瞬時に背後を確認する。
>  どうやら、付けらてはいないようだ。
>  「あんた、バカか」
>  とヒジリは怒鳴った。なぜなら、その日、第2王子を殺害して来たばかりだったからだ。
>   「本気で怒って下さるのですね。最近では、まるで、自分が空気になってしまったかのように、錯覚してしまいそうになる」
>  本気で嬉しそうに笑って言う。
> 「で、誰をやりますか?」
> ヒジリが聞くと驚いたように、
> 「誰も殺しませんよ。それを聞くほどに、殺害の依頼が来るのですね」
> 悲しい顔をしていった。
> 「では、何をしに?」
> 「兄上の殺る現場を見て、あなたになら任せられると思った」
> その言葉にヒジリは驚く。だって、それ以上にヒジリも見られてたことに、今のいままで、彼は気づかせなかったのだから。仮にも、殺しを生業にしてる人間だから、殺るときには、最新の注意をはらっている。なのに、そのヒジリにも気付かせなかった。彼の持つ潜在能力の高さに惹れたが、聞かずにはいられなかった。
> 「何をですか?」
>  それはそうだろう、ヒジリは仮にも殺しを生業としているのだから、殺さなくて言いと言う。では、何だろう? でも彼は、この後、飛んでもないことを言い出した。
> 「私の運命を預ける人です」
> そう言われヒジリは驚く。今まで殺してくれとは、言われたが、運命を預けると言われたのは、初めてだった。だから、新鮮だった。
>  「私は最後の国王になる。そのために、私に生き抜くすべを叩き込んで下さい」
> 何かを決めたように言う。ヒジリは、引っかかったフレーズに首を傾げる。
>  「最後の王?」
>  「ええ。だから、私に死ぬ気はない」
> 「護衛じゃなくって宜しいのですか?」
>  「私は最後の国王になると言ったはずです。それには、期間はないに等しい。それだと守ってもらうと言うのは、不可能と言っていいのではないでしょうか?」
>  彼は誰よりも冷静に、自分の置かれている状況を把握していた。それが、どんなに危うい上に立つかを。もろい崖の上に立つ事を1番分かっていたのは彼だ。
>  「受けていただけますか?」
>  不安そうに静かに聞いてきた彼にヒジリは面白い奴だ。そう、ヒジリは思った。こいつの行く先を見てみたい。そう思った。だから、彼の依頼を受けた。
>  「良いでしょう」
>  「ありがとうございます」
>  嬉しそうに言う。
>  「ただ、もう時間はありません。最低限のサバイバル生活をお教えします。ところで、何をなさろうとしているのですか?」
> 「王制の廃止を」
> 「これは、驚きましたね。王自ら王制の廃止を言うとは」
> ヒジリが言うと、彼は笑って言う。
> 「もう時代に合わないでしょ」
> 「会わないですか?」
> 1番正確に先を読めていた。
> 「ええ。だから、それで、結構です」
>  「ところで、おいくつになられましたか?」
>  「え~っと、18になります」
>  「じゃあ、敬語は必要ありません。私の方が下です」
>  「えっ? いくつですか?」
>  「一応、16になります」
>  にっこり笑って言う。
>  「だから敬語はいりません」
>  「いくつだとて、僕は教えを請う立場に、代わりはありません。気になさらないで、下さい」
>  こうして、第3王子との会談は終わった。
>  王位を巡って、この後激戦を極めるが、その中で、第3王子は行方しれずとなった。だから、死んだとも言われている。誰も彼に興味を持たなかった。彼の行方を知っているのはヒジリただ一人。その、ヒジリも誰にも行方も存在も言わなかった。
>  知っているのは、ヒジリただ一人、それで良いと思っている。時期が来れば、自ずと彼は、出てくるだろう? 出てこなければ国が終わるだけのこと?
>  (でも、なぜだ? 運が良いのか? 悪いのか? はたまた、コネが良すぎたか?)
>  多分、一番最後が理由だろう? 仮にも、一応王位としては遠いと言われていたが、このぐらいの権力はある。
>  (そんな遠慮はいらないのに、思いっきりバッサリとやってくれる奴はいないだろうか?)
>  ヒジリの思いとは裏腹になぜか位は上がり、気づけば部隊長にまで上りつめていた。
>  (なぜだ?)
>  こんなはずではなかったと思うヒジリだったが、着実に功績を残していたから、別にコネの良さだけではないのだが、そこに気づかないのがヒジリらしい。
>  ヒジリは窓の外を見ながら、深々とため息をつく。
>  「どうしました? そんな、意味深なため息をして。良い男はため息をつくだけで絵になるんですね」
> シミジミとした声がかかる。
>  声のした方を見れば、ヒジリと同じ軍服に身を包んだ20代の青年が立っていた。ヒジリ同様着崩していたが、顔の造形が良いせいか、見る者には清潔感漂う好印象を与える。
>  「何だ、貴様か」
>  一別だけして、窓の外に視線を戻す。
>  「失礼な奴だな。外にでれば『クロウド様、クロウド様』って、後を立たないんだぞ」
>  「じゃあ、外でプラカードもって、お金下さいと書いて立ってろ。そのほうが金になるんじゃないか」
>  「酷いじゃないですか。私に物乞いの真似をやれと」
>  「じゃなきゃ、お前の云うかっこよさとやらが無駄に終わるだけだぞ」
>  「まぁ、仕方ないか。お子しゃまには分からないよな。大人の魅力が」
>  「分かりたくもない」
>  バッサリ切って捨てる。
>  「お前は口を開かぬが花だな」
>  「そういってしまえるのは、貴方ぐらいですよ。そのギャップが女を引き付けるんだよな」
>  「じゃあ、一生わからなくて良い」
>  バッサリまた切り捨てる。でも、ヒジリは知っている。彼が、その実ものすごく頭が切れることを。本気になれば部隊長ぐらいにすぐなれる。そのぐらいの頭は持っている。
>  「お前がいつまでも下にいるから使いづらいと文句をいわれるんだ。一層、私がお前を上に推薦をしてやろうか?」
> 「遠慮させて頂きます。私には、他にやるべきことがある。そうでしょ?」
> 意味深にクロウドは言う。
> 「そうだな」
> ヒジリも納得する。
>  「それに、使いこなせない奴が、無能なんですよ」
>  アッサリ言ってのけるクロウドに、ヒジリは笑う。
>  「お前らしいわ。そう言ってのけられるのも、お前ぐらいだろうな」
>  「ジェイも言えますよ」
>  「ああ、そうだな。でもお前たちの心根は全然違う? だろ?」
>  「どう違うと?」
>  クロウドは不思議そうに尋ねる。
>  「ジェイは純粋にただ、バカにしているのに対し、お前は心底バカに、いや軽蔑しているだろ? 似ているようで、お前等は比なるもの。ある意味、お前らは対極に位置するよ。ジェイは人間が好きなのに対して、お前は、人類そのものを軽蔑しているだろう?」
> それに、クロウドは苦笑いする。
>  「バレてましたか、参りましたね」
>  「お前はわかりやすいよ」
>  「それを言えてしまえるのも、隊長ぐらいですよ」
>  笑って言う。
>  「 私は、これぐらいでいいんですよ。当たったご褒美をあげます。その補佐官殿が隊長のこと、血眼で探していましたよ」
>  補佐官とは、ジェイのことだ。
>  耳を澄ませると、ドアが荒々しく閉められ誰かを捜しているようだ。
>  「もっと、早く言え」
>  「だって、俺隊長を捕まえて置けと言われてるんだぜ。教えただけ偉いと思わん?」
>  「思わん」
>  ヒジリは窓枠に手をかけ、言うと、窓からヒラリと飛び降りる。因みに、ここは5階。飛び降りる高さじゃけしてない。
>  「ヒュ~」
>  とクロウドは感心したように口笛を吹く。
> (さすが、隊長)
>  そこに血眼になった青年が入ってくる。
>  「おしかったな。後もう少し、早ければ捕まえられたぞ」
>  「俺は、お前に捕まえとけといったはずだが?」
>  「俺が捕まえていられると思うか?」
>  「これで、また逃げられた。会議からこれで逃げられることもう何回目だ。分からん。それもただ、出たくないと言うだけでだぞ。何でこれで、平気なのか不思議だ。知ってるか? この隊の隊長は実はお前じゃないかと噂まで出てるんだぞ」
>  「初め聞いたときは、俺もぶっ飛んだ。でも、出所を探ったら、隊長が流した噂だったぞ。つまりはわざとってわけだ。理由は分からないけどな。なんか、理由があるんだろ」
>  「あいつはいつも分からないが、俺たちとは違うものが見えているんだろうな」
>  「ああ」
>  「あいつは、違う次元でものが見れる。だから、俺たちには分からないことが見える。見えたら見えたで、きついと思うがな」
>  ジェイが言うと、
>  「そうだな。たぶんきついと思うぞ」
> クロウドが納得したように言う。
>  ジェイは言う。
>  「俺だけがでるのは割に合わん。お前も来い」
>  「いいのか?」
>  「どうせ、頭数だけ足りてれば、いいんだ。どうせ、第8部隊はゴミ溜めといわれてんだ、どうせ意見など求められん」
>  「意味ないな」
>  「聞くのは、グチだけだ。会議とは名ばかりの意味のないものだ。だから、それだけにただ、ひたすら耐えればいいんだ」
>  「いい加減だな」
>  「だから、あいつは出たくないんだ。それが、無駄だと分かっているからな」
>  イヤそうにジェイは言う。
>  「それはそうだ」
>  クロウドも言う。
>  「俺でも逃げたくなる」
>  「お前も納得するな」
>  ジェイはイヤそうに言う。
>  「あいつの尻拭いをする俺の身になれ」
>  本当にイヤそうに言う。それというのも、反省文を書く羽目になることをしょっちゅうやっては、それを書くのはジェイの役目になっていることを思えば、これは致し方ないことだろう。クロウドはジェイの苦労を思い、思わず苦笑いする。
>
 
 

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